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  • NAME 前田ネイト

    TITLE Henge

ARTIST'S COMMENT

この度はバケモノ賞を頂き、ありがとうございます。
この賞は私の呼びかけに応じ拡散や投票に参加してくださった多くのファンの方々の協力があったからこそ得ることが出来たものだと感じております、この場をお借りしてファンの方々にも感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
この作品によって多数派と違う行動を恐れず世界、そして自分自身に対して「変化」をもたらす勇気を持つ方が増えたら嬉しいです。

INTERVIEW

●今回の応募作品について
テーマである「変化」を「ヘンカ」で読んで描く方が多いのではと思い、自分は妖狐という概念が好きなことと「バケモノの夏休み」というコンテストだったことから敢えて妖怪変化の「ヘンゲ」のイメージで描きました。
多数派とは違う選択をしても、堂々と自信をもって外に出していく勇気は創造性にとても必要なことで、違いを恐れない勇気が世界に「ヘンカ」を与えられると思います。

●バケモノジャックに応募した理由
大学進学後は生活が以前と比べてあまりにも忙しく、またスランプに陥っていたこともあり、なかなかコンテストへの応募が出来ていませんでした。
その状況を変えるため、コンペサイトで9月中に応募できるコンテストを探していました。
絵を描くことに対して熱量の高い大学の後輩に出会ったことがきっかけで、以前なら応募しなかったイラスト系のコンテストにも挑戦してみようと思い応募をすることにしました。
また、漫画家の藤本タツキさんが、アルバイトが嫌で賞金で生活していたというエピソードを知り自分も絵の賞金だけでも生活出来るくらい頑張ってみようと思いました。

●普段はどのような活動をしていますか?
主に画家として絵を売ったり、その他にも幅広く活動をしています。
絵画では油彩やアクリル、水彩、色鉛筆、ボールペン、クレヨン、醤油、コーヒーなど画材や画材ではないもので、動物や人間の絵を中心に様々な作風の作品を描いています。
大事にしていることは自分ができそう、やってみたいとプラスに考えて制作することです。
デジタル画に関しては通学中の時間を活用する形で電車に揺られながらスマホで描くことが多いです。
このように様々な方法で絵を描きますが、スマホで描いた絵が話題になることが多く一番描きやすいので今回の絵もスマホで制作しました。

●今後はどんな活動をしていきたいですか?
絵画関連ではバーチャル空間を活かしたメディアアートの制作や、ファッションや空間に世界観を反映させたような形での映像作品的な絵画制作動画を投稿したいと考えています。
それによる収益でジュエリーブランドも本格的に作りたいです。
また、生徒たちの作品を展示販売するバーチャルのギャラリーをVRで作ったり現実世界でも展示会を開いて絵画を身近にしていく活動をしていきたいです。
今よりもっとアート・絵画需要を増やし、絵で生計を立てられる人がもっと増える世の中を作りたいです。
自分自身の発信で、画家という職業がより憧れられるようになり画家やアーティスト志望の若者を増やす活動をしていく中で、
世界を今より面白くして幸せと喜びを増やしていけたらと考えています。